一般社団法人 鈴鹿青年会議所
創立55周年記念誌 特設ページ

鈴鹿青年会議所会館

 1968年6月「より完備した理想郷の建設に奉仕すべく…」のもと、45名のメンバーによって鈴鹿青年会議所の灯がともされました。以来29年間、「明るい豊かな社会」を築くために数多くの事業が行われ、またいくつかの事業が継続されております。

 「市民フェスティバル」に始まった現在の「すずかまつり」(現すずかフェスティバル)のほか、神都道場、献血運動、環境問題等々、今の鈴鹿青年会議所の主な事業が先輩たちによって考えられ行われてきたものも少なくありません。

 そして毎年私たちは、その一つ一つの事業をその時代のニーズに合わせ、継続、拡張、移管、新規とそれぞれの会議の場で審議され決定をし、事業等を積極的に展開しています。その結果、鈴鹿青年会議所の活動も活発となり、市民の方々また行政のほか各方面からも勿論、その影には現役会員の数を上回る特別会員の方々の、今までのご苦労と現在の各地域、各方面よりバックアップを載いている事も事実であり感謝しなければなりません。

 1997年、鈴鹿青年会議所は30周年を迎える年になります。

 この年を節目とし、今後の事業は目の前の地域の問題も大事でありますが、鈴鹿青年会議所自身の欲求や感動だけに目を向けるのではなく、もっと広く、長く、大きな考え方で事業を展開していかなければならないと思います。

 そして、市民の方々また数多くの団体の方々にも、それぞれの手でそれぞれの責任で、行政の手を借りることなく自分たちのまちを良くしようと意欲をもたせられる様な事業展開も大事ではないでしょうか。

そのための拠点づくりとして「まちづくり会館(仮称)」的なものを建設し、青年会議所が独占的に使用するのではなく、「まちづくり」の為に活動されている方、又これからしようと考えている方々にも会議場の提供や、青年会議所の持っている知識や資料等を広く積極的に提供し、青年会議所を含めたすべての団体のネットワークがより強固になればと思います。

 これにより今後は、従来の事業展開に加え、会館の設立によって鈴鹿青年会議所の存在自体が「まちづくり」のための事業になるのではないでしょうか。そこから吸い上げられた考え、意見などが今後40周年に向けた鈴鹿青年会議所の事業展開の指針となっていくことと確信しております。

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